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改造後のGA-7ZX-1の裏

この図ではV_COREをベタパターンからとっていますが、BP_FIDの隣のピンから取り出した方が作業が楽です。

FIDは電源コネクタの隙間を通して裏側に配線しました。




パターンカット 

改造を途中で中止した場合もとに戻しやすいように
パターンカットは作業の最後にするようにします
パターンのカットは定規をあてて、カッターで20回も切れればいいくらいの気持ちで 力をいれすぎないよう、またあまり深く切らないようにします。

FIDパターンカット

VIDパターンカット
7ZX-HのページにVIDのパターンカットによらない切り離し方法を紹介しています。




FID配線:Q35〜Q38




VID配線:U19 詳細




これは製作した基板の裏から見た配線図です。 ロータリーSWを4個を使用します。

各3bitでは不足するID設定用に、補助DIPスイッチをつけています。

配線図では6p-DIPになっていますが、製作には4p-DIPを使用しました。 そのためVID[0]の0.025V単位の設定を省略してGNDに落としました。

また設定を間違えたとき電源のショートを防ぐために、変則的ですがVcc_CORE側だけに電流制限抵抗を加えてあります。




起動倍率
補助DIPで設定範囲を決めます。
700-1050設定: DIP 1=off 2=off 3=on
500- 650 設定: DIP 1=on 2=on 3=off
1100以上の設定: DIP 1=on 2=on 3=off
次に表の通りロータリSWを設定します。

コア電圧
補助DIPで設定範囲を決めます。
1.5v以上は DIP 4=on
1.45以下は DIP 4=off
次に表の通りロータリSWを設定します。




Duron 700AST1Bを使ってテストした結果です。
定格コア電圧の1.5vで500Mhzから800Mhzまで
1.6vで850Mhz
1.75vで950Mhz
1.85vで1G
で動作することを確認できました。

温度(CPU):44°
温度(ケース):34°
電圧(Vcore):1.885 実測