GA-7ZX-H Overclocking
GA-7ZX-Hの改造、7ZXシリーズ共通として図版を変えて再構成した内容となっています。
- 動作テスト
- GA-7ZX Series共通 改造箇所
- ロータリーSWを使用したコントロール回路
この内容はDuronではSpitfire, AthlonではThunderbirdコアを対象にしています。
PalominoコアのAthlon MP, Athlon XP, Athlon 4/Mobile及び
MorganコアのDuron、Mobile Duronもこのままで動作可能と思われますが未確認です。
ただし、これらの新コアのみを動作させる場合。倍率変更の改造において、FID信号の加工を省略できます。
この場合FIDパターンカットは不要、FID-SWもナシとしてK7TPro2-Aと同様に改造します、ただし動作確認はしていません。
GA-7ZX-H - Overclocking -7ZX-Hは、VIA KT133Aを使用しFSB266(DDR)に対応、VT82C686Bの採用でATA100対応になった以外は、基本的にGA-7ZX-1と同一です。 オーバークロックの改造箇所も同じですが、改めてGA-7ZXシリーズ共通として下にまとめました。(2001年6月)
7ZX-H拡大画像の表示 表面 36k | 裏面 28k(別ウインドウ) 改造後の動作確認 - GA-7ZX-H rev5.1-
Duron650を使っての動作確認では、500から1Gまで特に問題なく動きましたので、 |
2001/6/18 校正中 GIGABYTE GA-7ZX-H
マザーにはGA-7ZX rev5.1 コントロールスイッチ V_coreに関係のある電源回りのコンデンサの省略が目立ちます。 ZX-1、ZX-Rではこのようにびっしりと実装されていました。
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GA-7ZXシリーズに共通する改造ポイントを改めてまとめました。 | |
GA-7ZX Series共通 改造箇所 - 詳細 -
BP_FID pinからコントロールSWに4本配線します。また,V_coreもここから引き出します。 FID - 配線位置 詳細 -
VID - 配線位置 詳細 -
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かならずお読み下さいこの改造箇所は私の入手したマザーを調べたものです。 GA-7ZXシリーズで同じ箇所でOCの改造ができると思われるのは これは倍変可能なので、改造の必要はありません。 マイクロATXの7ZMシリーズでも、同じ箇所で改造が可能なはずで これはパターンが少々変わっているようなので 改造手順コントロールSWの作成 VID配線 FID配線 BP_FID配線 V_core,GND配線 この段階で回路の確認をし、不安があるようなら中止してすべてはずす。 パターンカット、FID、VID 再度確認し、出来上がり。 |
ロータリーSWを使用したコントロール回路ロータリーSWを使用し製作した基板の裏から見た配線図。 VID[0]は0.025V単位の設定ですが、あまり使いませんのでジャンパを付けるか、省略してGNDに落としておく程度でもかまいません。 また設定を間違えたとき電源ショートを防ぐためにVcc_CORE側に電流制限抵抗を加えてあります。
FID , BP_FID , VID - ロータリーSWの設定表 -
起動倍率は、DIP-SWで設定範囲を決めてから、例えば10.5倍動作なら、007と設定します。 ![]() ただしこの表以外の数字の組み合わせは起動しませんので注意してください。 Thanks |
設定スイッチ
ロータリーSW は0〜9迄設定できるものですが、
このうちの下位3bit(0〜7)を使います。 ここで使用したロータリースイッチよりも、DIPスイッチによるコントロール回路のほうが配線がすっきりし、製作が容易にできます。 起動倍率設定
4pDIP-SWの1〜3番を下記の組み合わせにして動作倍率の範囲を指定します。 コア電圧設定
2pDIP-SWを下記の組み合わせにしてコア電圧の範囲を指定します。
2001/06/15 作成 |