GA-7ZX Series Overclocking
この内容はDuron [Spitfire], Athlon [Thunderbird] コアを対象にしています。
このマザーではPalominoコアのAthlon MP, Athlon XP, Mobile Athlon 4はメーカー側でサポートされていません
MorganコアのDuron、Mobile Duronでの動作は未確認です。
GA-7ZX-1 オーバークロック改造改造のターゲットは、GIGABYTE GA-7ZX-1です。 標準でオーバークロック可能なKT-7などのマザーを購入しないで、わざわざこんなことをしたのは、ブルーのレジストが美しいこのボードを使ってみたかっただけなんですけどね。(2000年10月)
定格動作を確認後、CPUのピン配置図とマザーのパターンを見くらべて、配線する箇所とカットする場所を探し、改造方法を決めていきます。 |
7ZX-1は7ZXの一部の機能を省略した製品です。7ZXはDualBIOS、サウンド、ISAなどが付加されています。 かならずお読み下さいこの改造箇所は、私の購入したマザーを調べて行ったものです。 また、他のメーカーのマザーでも同様な改造が可能と思いますので、改造を始めるまでの手順を含めて紹介します。 |
Socket A : Duron/Athlon Pin Descriptions - ピン配置図 -この図を見ながらソケットの各IDピンに目印を付けます。 |
各IDピンから、目視とテスター*で配線を追いかけます。 * テスターは導通チェックさえできれば、安価なデジタルテスターでかまいません。 |
BP_FID - 配線位置、詳細1 -マザー裏のBP_FID pinからコントロールSW(BP_FID SW)に配線します。 |
BP_FID V_CORE 配線
BP_FID pinから出ているパターンは見あたりません。 |
FID - 配線位置 詳細2 -SocketのFID pinからは4本のパターンが見え、これを追うとマザー表のLED横にある、Q35〜Q38に接続されていました。ここにコントロールSW(FID SW)の配線をします。 |
FIDはRN46にも接続されていますので、ここにコントロールSW(FID SW)の配線をする方法も考えられます、しかしピッチ1mm以下のハンダ付けが必要となるので、難しすぎます。 |
VID - 配線位置 詳細3 -コントロールSW(VID SW)の配線はプリンタポートとCPUソケットの間の空きパターン、U19に接続します。 |
HIP6302コントロールSW(VID SW)の配線はHIP6302の入力ピンでもokです。 左下からVID 4 3 2 1 0 VID信号はプルアップして使用されているはずなので、CPUのVID信号を切り離す時、このプルアップ抵抗を生かしたままカットできる場所をさがす必要があります。 |
コントロールSW - ロータリーSW -手動設定用コントロールSWを取り付けたところです、 コントロールSWの作成方法には、いろいろな方法がありますが、今回はロータリーSWを使って作成しました。 配線図を表示 設定表を表示 |
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TestDuron 700AST1B 2000年23週を使ってテストしました、予定通りに倍率が切り替えることができました。 WCPU IDを表示 疑問点 低電圧駆動の問題コア電圧を1.35v以下に設定した場合、起動できないことがありました。 data sources |
動作しない場合動作しない場合、ハンダによるパターンのショートや、配線ミスが原因である可能性が高いはずです。
2001 06/15 ページを再編集 |