Socket AM2 - OPNガイド 性能比較

デュアル-チャネル・DDR-2メモリをサポートしたAM2は、Socket939版の後継プラットフォーム

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Socket AM2 [ 64bitCPU ]

AM2プロセッサ・シリーズの特徴は、DDR-2メモリに対応したデュアル-チャネル（128ビット幅）メモリ・コントローラ、「AMD Virtualization」のサポートなど。 クロックあたりの性能を比較するとSocket939版と同等ですが、全体的に消費電力を抑えた製品構成になったため、消費電力あたりの処理能力は向上しています。

AM2プラットフォームでも、BIOSの対応しだいではAM3やAM2+版のCPUを動作させられることになっています。AM2+対応CPUはソケット形状、ピン数ともAM2と同じです。 ただしこの場合HyperTransportの帯域や対応メモリ（DDR2-800迄）、Cool'n'Quietの機能の一部が制限されることから、AM2+対応のPhenomなどを使うなら、 正式にAM2+対応マザーとして設計されたマザーボードのほうが良いでしょう。より進んだ省電力機能が有効になるはずです。

Socket AM2 65nm SOI

製造プロセスは90nmのRev.F3と、65nmのRev.G2が販売されています、通常はより新しい65nmプロセス製品をお勧めします。しかし90nmのRev.F3の出来が非常に良さそうなので、実際にはRev.F3、Rev.G2のどちらを選んでも大差ないかもしれません。（2008/07/06）

Black Editionとは？
ブラック エディションは、CPUクーラーの付属しないモデルで黒いリテールパッケージとして販売されました。通常、特典として上限倍率の制限が解除されています。しかしAthlon 64 X2 6400+ Black Edition(ADX6400IAA6CZ)は例外で、初めて6400+が発表された記念として黒の箱に収めた「ブラックパッケージ エディション」のような製品のため、中身は上限倍率の制限がある通常品のようです。

Socket AM2 65nm SOI

2008年以降、ラインナップは完全にデュアルコアプロセッサのAthlon X2を中心とした構成となり、そのデュアルコアにおいてもTDP45Wを実現したBE-2xxxシリーズ（現在はxx50eシリーズに名称変更）を選ぶこともできます。 このためか、シングルコアプロセッサでも、TDP 45WのLE-1660(2.8GHz)が最上位となったため、それ以外のシングルコアプロセッサを選ぶ理由はほとんどありません。