9.5X雷鳥を7.5Xにする方法
さて本題、雷鳥の倍率を変えるには通常、L6及びL3,L4ブリッジを変える必要があります。
しかしブリッジ加工による倍率変更は確かに難しいので、なるべく避けたいというのも当然です。
幸いにもブリッジ加工をしないで9.5X雷鳥を7.5Xにする方法があります、
ただし、マザーボードをはずし、マザー裏側のCPUソケットのピンを熱線補修材で
クローズするという荒技になりますが.....
このページを開いて
/cpu/duron/duron4.html以下の内容を、少々わかりにくいとは思いますが熟読してください。
『Duron/Athlon 動作倍率可変 そのほかのCPU』
以下の図で黒く塗ってあるように、必要なピンのあいだを熱線補修材でショートしてください。
/pc/duron/img/uclk_base.gif9.5xの雷鳥の場合は以下の倍率にのみ変更可能です。
7xにするには、-2xと-0.5xの図の両方をクローズ
7.5xにするには、-2xの図のようにクローズ
9xにするには、-0.5xの図のようにクローズ
熱線補修材はチューブからしぼりだして直接塗ると、透明の液体と銀色の粉体に分離していて
うまく導通しないことがあります、少々絞り出して紙の上などで、ようじでかきまぜてから、
ようじの先につけて塗ったほうがうまくいくと思います。
乾燥時間は数時間から半日ほどかかると考えてください。
失敗したら、アルコールで拭き取れますが、たぶんマニキュア除光液などでも拭き取れる
と思います、くれぐれも、ピンの位置をまちがえないように注意してください。
余計なところに付着したものも、きちんと拭き取ってください。
また、分解を伴いますから、マザーの再取り付け作業も慎重におこなったほうがよいでしょう。