PK-OCK7/EV6 スイッチを外付けに

倍率設定スイッチ、V_CORE設定スイッチを外付けにする改造。

PK-OCK7/EV6 倍率設定スイッチ、外付改造

倍率設定SWがゲタの内側にあり,変更のたびにCPUをはずすのは苦痛です。
そこでゲタ内部から外に配線を引き出しスイッチを外付にする改造を、となるわけです。

PK-OCK7

ゲタの中のDIP-SWから並列に配線を引き出し、外部に同様のSWを付けます。
つぎに、CPUからのVID信号を赤の×印の所でパターンカットして完成です。


配 線
PK-OCK7

よこからみると..... 配線の外部への引き出しはソケットと基板のピンの隙間を利用。 DIPのピッチは1.27mmなのでハンダ付けが難しいかもしれません。 となりとショートしないよう、半田の量は最小限にします。 またハンダ付けした根元付近で配線が動くと断線しやすいので、ボンド等で配線の根元を固定します。 今回はシリコン系の「セメダインSUPER Xクリア」20mlを使用しました。


PK-OCK7

SW1がFID設定 , SW2がBP_FID設定 , SW3はVID設定(未実装)


倍率設定スイッチ - DIP-SW 版 -

今回はDIP-SWを使って作成しました。
BP_FID(a)とBP_FID(b)は一方がONならもう一方がOFFというように必ず逆の設定にする必要があります。それならばと、BP_FID(b)-SWを天地を逆さに取り付けています。したがって、BP_FID(b)-SWは上にするとOFFになります。

こうすることにより、3つのSWとも,同じ方向にSWを動かせば良く、設定が容易にになります。
また、設定ミスに備えてBP_FID(b)側に、50〜100オームの電流制限抵抗をいれます。




倍率設定スイッチ、上からFIDBP_FID(a)BP_FID(b)、右側はVID


コントロールSWの基本的な回路です。
PK-OCK7の回路とは一部違いますので注意してください。相違点は次の3点。

1 BP_FIDのSWを(a),(b)の2個に分け、BP_FID(b)-SWの天地を逆にして使用。
2 VID-SWに割り付けるIDの順番を、標準的な順序にしたこと。
3 V_core側に電流制限抵抗50Ω(1/6W)を付けていること。

SWの設定には右の表を使います。


この図は、おもてから見た場合を書いています。

この図はサンダーバードを前提に書いていますが、パロミノ・コア、サラブレッドやバートンで使った場合でも、特に目立った支障はないようです。しかし安全上の意味からサラブレッド以降のコアだけを使う場合にはプルアップ抵抗を200オームに、GND側は直接ではなく、1kオームの抵抗を入れることをお勧めします。


拡張 倍率設定


拡張倍率設定
標準拡張BP_FID-SW [ID]
1234
--[3][2][1][0]
5.0x13.0xC:CC
5.5x13.5xC:C:
6.0x14.0xC::C
6.5x21.0xC:::
7.0x15.0x:CCC
7.5x22.0x:CC:
8.0x16.0x:C:C
8.5x16.5x:C::
9.0x17.0x::CC
9.5x18.0x::C:
10.0x23.0x:::C
10.5x24.0x::::
11.0xn/a 3.0xCCCC
11.5x19.0xCCC:
12.0xn/a 4.0xCC:C
12.5x20.0xCC::
標準倍率

FID , BP_FID(a) , BP_FID(b) ともに同じ設定
デフォルト13X以上のCPUは、そのままでは設定できない。

拡張倍率

BP_FID(a) , BP_FID(b) ともに同じ設定、FIDは12.5xと同じ設定(CC::)で固定。
デフォルト13X以上のCPUは、そのままで設定できるが、5x〜12.5xのCPUは、そのままでは設定できない。

赤色の文字の倍率はサラブレッドコアのCPUID=681以降のCPUでないと設定できない。

n/a:この設定での動作は不可
C=ON , :=OFF

動作テスト - 改造 DIP-SW 版 -

外付SWの余分な基板をカットして、GA-7ZXR(v1.0)のゲームポートの上に貼り付けてテストをしました。

ロータリーSWより設定が面倒かと思っていましたが、意外にDIPの設定は容易で、 Duron700で500〜1000M迄動作が確認できました。
いまのところ、この改造に伴う問題はおきていません。




2004/05/18 更新
2001/06/15 更新
2001/04/18 テスト結果追加
2001/04/12 画像サイズ調整
2001/04/10 作成

倍率 FID, BP_FID
-DIP-SW [ID]
1234
倍率[3][2][1][0]
5.0xC:CC
5.5xC:C:
6.0xC::C
6.5xC:::
7.0x:CCC
7.5x:CC:
8.0x:C:C
8.5x:C::
9.0x::CC
9.5x::C:
10.0x:::C
10.5x::::
11.0xCCCC
11.5xCCC:
12.0xCC:C
12.5?CC::

C=ON , :=OFF

FID , BP_FID(a) , BP_FID(b) ともに同じ設定にする* 。

*[注] BP_FID(b)のDIP-SWは天地逆に取付ることで、みかけ上ON(SWを上に動かす)の設定が,実際の回路はoffになるようにしたため。


コア電圧設定表 DIP-SW

VID [4:0] コア電圧
-DIP-SW
12345
ID43210
1.85CCCCC
1.80CCC:C
1.75CC:CC
1.70CC::C
1.65C:CCC
1.60C:C:C
1.55C::CC
1.50C:::C
1.45:CCCC
1.40:CC:C
1.35:C:CC
1.30:C::C
1.25::CCC
1.20::C:C
1.15:::CC
1.10::::C

C=ON , :=OFF

この表ではDIP-SWの5番(VID[0])がONに固定としてOFFの場合を省略しています。
OFFの場合の電圧は0.025V低くなります。

* 赤文字はDuron/Athlonの定格です
また実際に出力されるコア電圧は設定値より多少高めにずれている場合が多いようです。