Dual BIOS! 計画

GA-7ZX-HのDual BIOS! 化改造、ROM焼きが使えないマザーの場合この方法ならなんとかなる。

  • GA-7ZX-Hのバイオス2重化改造。
  • PLCCソケットの取付け。
  • マザー側のCE#接続、分離箇所 。
  • Dual BIOS! 完成、動作テスト。

Dual BIOS! - GA-7ZX-Hのバイオス2重化改造 -


GA-7ZX-1ではソケットだったのに、このマザーではBIOS ROMが半田で直付けになっていました、更新に失敗したらどうやって修復をするの??
ということで、どうにかしてBIOS を2重化しなければ、となったわけです。


PLCCソケットの取付け

マザーの空きパターンにソケットを取り付けるだけなのですが.....

ソケットのピン位置が、マザーの空きパターンのピッチに合わないため、1/20インチピッチ(1.27mm)のユニバーサル基板を使って配線し、あわせることにした。


マザーの空きパターンに0.3mmスズメッキ線を半田付けしたところです。このあと上の写真の基板をこの上に差し込んで半田づけします。


マザー側のCE#接続、分離箇所 - GA-7ZX Series -

R611
 このチップ(0Ω)をはずし、チップセットからのCE#とBIOS ROMのCE#信号を切り離す。

CE#
  チップセットからの出力されているCE#、切替基板の入力に接続

ROM1:CE#
  既存のBIOS ROMのCE#接続位置

ROM2:CE#
 追加した ROMのCE#接続位置

R592 この部分をショートする
4MのROMだと、A18をVDDに接続することになるのだが、2MのROMはこのピンを使っていません。 4MのROM差しても使えるってこと!?。

接続ポイント


2重化の改造 - GA-7ZX Series -

このマザーにはフラッシュROM用の空きパターンがあり、このパターンはCE#以外すべてBIOS ROMにつながっていますので、 ここに追加するROM用のソケットを取り付けます。 チップセットからフラッシュROMへのCE#信号は、4.7kで5Vにプルアップされていましたが、チップセットの資料は調べていないためそのまま使うことにしました。

※空きパターンがない場合はフラッシュROMの上に2段重ねで実装するなどの工夫が必要です。

Dual BIOS! 完成

74HC00でCE#切替回路、7555でCE#アクティブのLED表示, 緑のLEDはSWの余った接点を利用しSW offで点灯するようにしました。


ケースを閉めても使えるように、切替スイッチと並列にジャンパピンを取り付け外部SWも使えるようにしてあります。 5vの電源は写真で分かる通り、増設ROMの右側からとり、バイパスコンデンサとして0.1μを基板上に追加しました。 また、マザーへの取り付けは、絶縁シートを介してユニバーサル基板を直接接着し、マザーへの配線は短かめに、表側からおこなっています。

動作確認 BIOS Flash Utility・Flash841を実行


マザーに半田付されているオリジナルのBIOSで起動した場合
Brand: HYUNDAIと正しく表示されている。


増設したBIOS側に切り替えてユ−ティリティーを起動すると
Brand: EONと認識されちゃんと切り替えることができたことがわかる。
ここでBIOSファイルを書き込んで完成です。

BIOSを書き込む

システムファイルをコピーを有効にし
Win98からFDを通常フォーマット
出来上がった,DOS起動用FDにBIOS フラッシュ・ユ−ティリティーとBIOS ファイルをコピー
FDで起動後、スイッチを増設したROM側に切替えて、このユ−ティリティーを実行しBIOSを書き込んで終了です。

実際には、スイッチで切り替えて2つのロムが認識されているかどうかの動作テストをこのユ−ティリティーで確認してから上の操作を行っています。

実は、Flash840を使って書き込みをしようとしましたが、エラーがでて更新できませんでした。Flash841で試してみたら、すんなり書けたのです。
そんなもんですか?と、とぼけていられるのもDual BIOS!のおかげですね。

Dual BIOS!は、今のところ問題なく動作しています、これでβ版BIOSでも安心して更新できます。製作は切替回路よりソケットの取り付けのほうがめんどうでした。

このシリーズのマザーでは、使ってないはずのROM A18(4M ROM用)がVDDに接続されています。 たぶん、そのまま2Mの替わりに4MのROMを差して使うための対策なのでしょう。
ということは?!!、4MのROMを差した状態で、A18pinをGNDレベルにすると、未使用の2Mのアドレス空間が使えることになり ここにBIOSを書き込んだら、1チップDual BIOS!ってことになり、もとのBIOSを加えると世界初 Triple BIOS! の完成です!、となるはずなのだが、コレホント?.......。

notes

左の『....世界初Triple BIOS! の完成....』は、技術的に可能 かもというだけで、もちろん冗談です。
これは実際には不可能なんです、なぜなら
BIOSのバックアップは、BIOSのオリジナルが消失した場合に備え,1つだけ複製を保管しておく作業ですから。


data sources

GIGABYTE: GA-7ZX-H
http://www3.giga-byte.com/products/pro_new_viakt133a.htm


2001 07/18 作成

この改造はGA-7ZX-Hで行っていますが、GA-7ZX-1も同様です。

これ以外のマザーボードでもCE#の分離と接続箇所を探せば、当然改造は可能です。

PLCC_32pin Socket
入手したPLCC用ソケット、これは1/10インチピッチの基板用のため、今回のような場合は都合が悪い。



面実装用のPLCC用ソケットであれば、そのままマザーに取り付けられますから、それを探して製作したほうが無難です。