Report Athlon XP-M
Mobile Athlon XP-M 2500+をMPX2に搭載した方からのレポート
Athlon XP-M [ AXMH2500FQQ4C ]モバイル版のCPUは、本来ノートPC向けではありますが、低消費電力のためデスクトップ用マザーボードに使うと比較的容易に静音化ができます。
バートンコア版のモバイル・アスロン XP-M 2500+及び2400+を入手された方から、その動作状況についてメールをいただきましたので紹介します。内容的には、ほぼそのまま転載してありますが、Web上で読みやすくするため、こちらで少々編集をいたしました。 2003年9月11日 ita Report投稿 GOT*OH! さん Athlon XP-M 2400+及び2500+を入手したので報告いたします。結論から言えば、これまで海外のサイトなどで話題になっていたのと同じ仕様で、特別に変更された部分はないようです。OPNは、
AXMH2400FQQ4C(AQUCA0311VPBW) になっており、Vcore / 1.45V、T_Die MAX / 100℃、L2 / 512KB、FSB / 266MHz、という噂どおりの仕様が確認できました。 ブリッジについては、itaさんが書かれているMobile版の設定どおりで、手元のMobile Athlon 1800+と比べるとL6 / L8 / L11以外は全く同じブリッジ設定になっています。(L5も CC:C で一部の方が期待されているDUAL動作もいけそうです。詳細は後述にて。) 拡大→AXMH2500FQQ4C (New Window 36K) L6 / L8 / L11については、謎のL8以外は期待された設定と同じでした。
AXMH2400FQQ4C
AXMH2500FQQ4C さて、入手先ですが、海外のWeb通販にありましたのでそちらから入手しました。安直にURLを入れると転売さんなんかが殺到して販売先に迷惑を掛ける恐れがありますので、あえて伏せておきます。私のように、本気で欲しいと思われている方なら、探しだせるかと思います。 動作検証上記のうちAthlon XP-M 2500+を2個ゲットしたので、MPX2にてDUALで動かしてみました。 "WCPUID"、"Sandra MAX3!"でもDUAL動作を確認。ある程度の高クロック耐性を予想はしていましたが、定格1.45Vのままでの16倍動作は嬉しいところです。 CPUクーラには"鎌風"を使用"鎌風"の取り付け位置を12ミリほど下げて使用しました。(要穴あけ/切断加工。取り付け位置を下げるために穴あけ加工は必須でしたが、特にMPX2の場合、CPU0側のコンデンサと取り付け金具が干渉しますので、取り付け金具の加工/削り取りが必要になり、うまく加工しないと強度的に問題があるかもしれません。) M/BのCPUソケットに取り付け金具を付けて、CPUを下駄ごと挟み込んでいますので、重量級クーラではありますが安定して取り付けが可能でした。(玄人志向の下駄は結構高さがありますが、話題のゲタ"XP-TMC"は厚みがないので、取り付け位置を下げる加工は無しでいけるかもしれません。) 現在、室温28℃で3時間ほどのアイドル時で、"鎌風"のファンの回転数を3000回転程に落とした状態で(私のMPX2の回転数表示は高めに出ますから、実質2700〜2800回転程)、CPUコア温度47℃(CPU0/CPU1ともに)という状態です. もう少し、ファンの回転数を落とせそうなんで、これからの時期、静音かつDUALでハイパワーなマシンにできそうです。 ちなみに使用感は…Mobile Athlon 1800+@2000+ DUALからの乗り換えになりますが、当たり前ではありますが、Windowsの日常動作では変化なしです。 まあ、CPUのクロック比で1.3倍、L2が倍になった程度では何も変わらなくて当然といえば当然。 普段よく使うPhotoshopのフィルタ処理で、クロック比に敏感な処理(ウォータペーパ)で40秒の処理が30秒になった…からといって、爆速というには程遠い…。という感じではありますが、Opteron DUALの波が押し寄せる昨今、気分だけでも最速ってトコでしょうか。 Sandraの表示と消費電力以前、Mobile Athlon 1800+@2000+環境の時は、"SiSoft Sandra"の"ver.2003"以降(Max3!含む)で、"CPU & BIOS Information"にてCPU消費電力が表示され、 しかしながら、今回、AthlonXP-M 2500+@2800+においては、 実は、以前、AthlonXP 2500+をシングルCPUにてこのマザー(MPX2)に載せてみたときにも、 現状で、AthlonXP-M 2500+使用時にこのような消費電力が表示されるのは、"SiSoft Sandra"にAthlonXP-Mの詳細スペックが組み込まれていないためと思われますが・・・。 現実には、全く同じマシン環境で、室温28度、3時間のアイドル後の条件下で、 測定の環境など・・・。M/B : Iwill MPX2 ケース : Chenbro A9991(SR10403) フロント : 12cmファン x 1、リア : 12cmファン x 1 / 9cmファン x 1 電源 : ENAMAX 365AX-VE FCA HDD : IC35L040AVVA07-0 X 1、IC35L120AVV207-0 X 1 他、DVD-R X 1、FDD X 1 と言った構成。 最近の小型化といったトレンドに背を向けた、バカでかいサーバケースを使用しているわけですが、よく考えられた良いケースです。 ここ4〜5年、モデルチェンジもなく、各所で販売されていますが、それだけ完成されているのでしょうか。 CPU温度が低く抑えられているのも、このケースの内部エアボリュームとエアフローの良さに助けられてのことかと思います。 電源は350Wの小さなパワーのものですが、ここ4〜5日の常用でも全くコケる気配がありません。Mobile Athlon 1800+@2000+製作時に導入しましたが、静かな電源で気に入っています。 最悪、400W超の電源への換装も考えていましたが、CPUの低消費電力のおかげで爆音電源を導入せずにいられるのは、AthlonXP-Mのメリットといえるでしょう。 現状、動作時には、"エアクリーナの中速程度の騒音"といったところで、DUALユーザの嘆く、"PCのスイッチを入れたら、寝た子が目を覚まして泣き出した"といった強烈な騒音とは一線を画する状態ではあります。が、"秋の夜長に虫の音を楽しみながらネットする"という状態には程遠いのも事実。秋に向けて、いかに静音かつ安定な限界を見切るか、頑張ってみたいと思っております。 WCPUIDデータ
以上 |
|
