パターンカットなし改造

  パターンカットなし改造 hyo 2001/12/30 23:28:35 
  Chaintech7SIDOC改造 ita 2001/12/31 06:12:13 
  │└丁寧なレスありがとうございます。 hyo 2001/12/31 23:46:49 
  │ └5倍から12,5倍までは正常に起動 ita 2002/01/01 03:59:01 
  │  └勘違いでした。他のBP_FIDの端子電圧... hyo 2002/01/01 07:33:07 
  │   └前の発言は取り消しです。 hyo 2002/01/01 07:55:33 
  │    └0.3vというのは、OC設定SWでプルア... ita 2002/01/01 23:14:54 
  │     └挨拶が遅れました。 hyo 2002/01/01 23:50:54 
  │      └テストありがとうございました。 ita 2002/01/02 00:35:46 
  MSIK7TPro2Aでのテスト ita 2002/01/04 03:17:12 
  │├早急な追試ありがとうございます。 hyo 2002/01/04 23:51:48 
  ││└BP_FID[4]の件を書き忘れました ita 2002/01/06 03:09:32 
  │└数値が間違っていました、訂正します ita 2002/01/06 03:20:56 
  旧コアDuronの場合のBP_FIDpin電圧を簡単に... ita 2002/01/19 00:56:21 

  パターンカットなし改造 hyo 2001/12/30 23:28:35  ツリー表示
パターンカットなし改造 この記事に返信
hyo 2001/12/30 23:28:35
パターンカット無しの倍率設定の改造がうまくいきましたので
ご報告します。
環境は、CPU:Athlon4、MB: Chantech 7SID0です。
下駄なしで使用できるようになりました。
管理人さん有意義な情報に感謝です。


  Chaintech7SIDOC改造 ita 2001/12/31 06:12:13  ツリー表示
Re: パターンカットなし改造 この記事に返信
ita 2001/12/31 06:12:13
Chaintech 7SID OC改造
SiS 735のマイクロATXですね、改造成功おめでとう。
Athlon4とマイクロATXなら静かで強力なPCができそうです。
3xとか、4xの倍率は、以前のathlonでは使っていなかったピンを使っています、
動作可能かどうか、お手数ですが試していただけますか。

もしV_COREも手動設定の改造をされるようでしたら、パターンカットの位置は注意が必要です。
マザーのレギュレーターICの入力ピンはVCCにプルアップされていますから、この抵抗を活かしたまま
カットできる位置を探さないといけないからです、Athlon4の場合はそのままか、ちょっと上げるような使い方なら、改造しなくてもブリッジクローズだけで十分かもしれませんが。
  │└丁寧なレスありがとうございます。 hyo 2001/12/31 23:46:49  ツリー表示
Re: Chaintech7SIDOC改造 この記事に返信
hyo 2001/12/31 23:46:49
丁寧なレスありがとうございます。

さてご依頼の件ですが3倍、4倍設定による起動はできま
せんでした。(5倍から12,5倍までは正常に起動します)
具体的には、FID[4]を、プルアップするとCPUが起動し
なくなります。この時のBP_FID[4]には、約1.5Vです。
他のBP_FIDの場合は約0.3Vとなっています。

ここから推測できるのは、AJ27ピンはハイインピーダンス
状態となっておりBP_FID[4]はAJ27ピンに接続されて
いない、または、ピンそのものが間違っているかの何れかと思います。
ご意見をお聞かせ下さい。
もちろん、私の結線ミスといいう可能性も捨てきれません。
誰か追試して頂けると助かるのですが...
  │ └5倍から12,5倍までは正常に起動 ita 2002/01/01 03:59:01  ツリー表示
Re: 丁寧なレスありがとうございます。 この記事に返信
ita 2002/01/01 03:59:01
5倍から12,5倍までは正常に起動
新年おめでとう、hyoさん確認ありがとうございました。
3x、4x、倍率がうまくいかなくて、残念です。

幸い手許に年末にお借りできたAthlon4がありますので、L10,L4,L3の各ブリッジとBP_FID[4:0]の各ピンの接続を確認してみましたが、ブリッジの等価配線図に矛盾点はありませんでした。
AJ27ピンは1kの抵抗を通してGNDに接続されていることも確認しました。

>FID[4]を、プルアップするとCPUが起動しなくなります。BP_FID[4]には、約1.5Vです。他のBP_FIDの場合は約0.3Vとなっています。

BP_FID[4:0]ピンがCPU側の1Kでプルダウン、OC設定SWの50オームでVcc_COREに接続した場合、
Vcc_COREを1.55Vとすると、ピン電圧は1.55X0.95=1.47vとなります。(ただしコア側への電流を無視した場合)
したがって、ハイインピーダンスでなくてもBP_FID[4:0]ピンをコア電圧に近い値にすることができます。

一方その逆の場合のピン電圧はGNDにダイレクトに接続するわけですから0Vです、が0.3Vとなっているので、こちら側にも電流制限抵抗をいれたのでしょう、もちろん問題ありません。

配線に間違いが無い場合でも動作しないことは十分に考えられます、推測ですが、もともとそんな倍率の製品は存在しませんから, CPUかマザー側でエラーとして起動を中止しても不思議ではありませんから。

ヒートシンクの都合などで、すぐにはテストできませんが、後日テストしてみる予定です。
  │  └勘違いでした。他のBP_FIDの端子電圧... hyo 2002/01/01 07:33:07  ツリー表示
Re: 5倍から12,5倍までは正常に起動 この記事に返信
hyo 2002/01/01 07:33:07
勘違いでした。他のBP_FIDの端子電圧は、
約1.25Vでした。自分の馬鹿さ加減にあきれました。
ここから端子の抵抗値を求めると約420オームとなります。
BP_FID[4]は、1Kオームとのことですから、やはり、
このピンには倍率設定の機能はないようですね。




  │   └前の発言は取り消しです。 hyo 2002/01/01 07:55:33  ツリー表示
Re: 勘違いでした。他のBP_FIDの端子電圧... この記事に返信
hyo 2002/01/01 07:55:33
前の発言は取り消しです。
0.3vというのは、OC設定SWでプルアップした時の
端子にかかる電圧です。
再度計測したところ、やはり他のBP_FIDの端子電圧は、
約0.3vでした。
他のBP_FIDの抵抗値は約7.2オームとなり、
BP_FID[4]とは異なるようです。
お騒がせしました。
  │    └0.3vというのは、OC設定SWでプルア... ita 2002/01/01 23:14:54  ツリー表示
Re: 前の発言は取り消しです。 この記事に返信
ita 2002/01/01 23:14:54
>0.3vというのは、OC設定SWでプルアップした時の端子にかかる電圧です。

確認ですが、BP_FIDpinを50オームでV_COREに接続した時にそのpin電圧は0.3Vということですね。
また、私のサイトにあるSWの配線図どおりに作ったとしてDIP-a,bのSWとも下にした状態の時にaのDIP-SWの上側のピンをGNDとしてCPUのピン電圧を計っているわけですね。
上のとおりで、0.3VというのをHレベルとして認識できているのなら、いろいろな可能性を考えなければいけないもので。

ところでBP_FID[4]については、機能するかどうかは不明なので、CPUを壊さないうちに
この件は保留としておきましょう、実用上は今の所BP_FID[4]を使わなくても問題ないでしょうから。
  │     └挨拶が遅れました。 hyo 2002/01/01 23:50:54  ツリー表示
Re: 0.3vというのは、OC設定SWでプルア... この記事に返信
hyo 2002/01/01 23:50:54
挨拶が遅れました。
itaさん、あけましておめでとうございます。

>確認ですが、BP_FIDpinを50オームでV_COREに接続した時にそのpin電圧は0.3Vということですね。
そうです。
0.3Vは、50オームの抵抗で約1.25v、VccからGNDで約1.55vから求めました。
ちなみに、BP_FID[4]の場合は、抵抗で0.075v、
BP_FID[4]端子で1.475vです。
これからBP_FID[4]の抵抗を求めると約983オームとなり、
itaさんのおっしゃる1kと合致していると思います。

>0.3VというのをHレベルとして認識できている
確かに変ですね。おかげで前レスのような無様をさらしてしまいました。
推測ですが、BP_FIDは、電流の有無で論理を判定しているのではないでしょうか。

使っているテスタがアナログのですので、精度はこの程度でおゆるしを。
ハイインピーダンスと勘違いしたのも針が殆ど振れなかったものですから。
本来なら精度の高いレンジで再計測すべきなのでうがものぐさなもので(^^;

>ところでBP_FID[4]については、機能するかどうかは不明なので、CPUを壊さないうちに
私もそう思います。現にSWはOFF,OFFで使用しています。
  │      └テストありがとうございました。 ita 2002/01/02 00:35:46  ツリー表示
Re: 挨拶が遅れました。 この記事に返信
ita 2002/01/02 00:35:46
テストありがとうございました。
5〜12.5XはOK
3x、4xは不明としてWorkShopに追記させていただきます。
いずれ追試はできると思いますので、その時にはまたこの問題を探ってみるつもりです。
  MSIK7TPro2Aでのテスト ita 2002/01/04 03:17:12  ツリー表示
Re: パターンカットなし改造 この記事に返信
ita 2002/01/04 03:17:12
MSI K7TPro2Aでのテスト
BP_FIDpinの電圧が気になって、追試テストを急いでみました。
Mobile Athlon4 をMSI K7TPro2A に載せDIP-SWを使ってのテストです。
V_CORE=1.5V、電流制限抵抗を適当に変えてのテストです。

まずは、改造しない状態
------------------------------------------------------------
V_COREに1kΩで接続されているブリッジ  BP_FIDpin 0.03v (level H)
Vssに1kΩで接続されているブリッジ    BP_FIDpin 0.01v (level L)
------------------------------------------------------------
これは全く予想していませんでした、そういえば動作時のBP_FIDpinの電圧は
改造前にチェックしていなかったのです。入力ピンにそんなに電流を吸い込む
はずがないという思い込みからでした、そちらの結果とほぼ一致します。

DIP-SWを使ってのテストでは
------------------------------------------------------------
level LになっているピンをDIPでlevel Hにするのは200Ωでも問題なし

(level L) BP_FIDpin 0.01vのピンに、抵抗で電圧(V_CORE)を加える
200Ω BP_FIDpin 0.10v

------------------------------------------------------------
しかしlevel HになっているピンをDIPでlevel Lにするのは50Ωでも辛い。

(level H) BP_FIDpin 0.03v のピンに、抵抗で電圧(VSS,0v)を加える
50Ω BP_FIDpin 0.23v
------------------------------------------------------------

結果的にGND側の抵抗を省いていたので、幸い現在の回路で問題ないようです。
電流制限抵抗はL1クローズの抵抗を考え低めに設定していましたが、テストした範囲では
200Ωくらいでも問題ないようです。
何度も確認をしていただいて申し訳ありません、こちらのミスでした。
L1クローズ(Athlon4には関係ありません)の失敗をよく聞くのはこんなところに理由があったようです。
どうしてこんなに低いインピーダンスでプルダウンさせているのか不思議です。

倍率変更はDIPで、5〜11.5xまで(12x以上は耐性の都合で無理)問題なくできました。
BP_FID[4]は機能しませんでした、ブリッジには確かにつながっているのですがBIOSの
サポートが必要なのか、それとも私の勘違いか....。
  │├早急な追試ありがとうございます。 hyo 2002/01/04 23:51:48  ツリー表示
Re: MSIK7TPro2Aでのテスト この記事に返信
hyo 2002/01/04 23:51:48
早急な追試ありがとうございます。
これで安心して使用できます。

論理の通知に必要とされる電流量ではないですね。
消費される電力は何に使われているのでしょうか。
不思議としか言いようがありませんね。
  ││└BP_FID[4]の件を書き忘れました ita 2002/01/06 03:09:32  ツリー表示
Re: 早急な追試ありがとうございます。 この記事に返信
ita 2002/01/06 03:09:32
BP_FID[4]の件を書き忘れました
このピンのインピーダンスがBP_FID[3:0]と確かにちがっていることも確認しました。hyoさんの言われるとおりです、BP_FID[4]の機能はいまのところ問題ありです。

>論理の通知に必要とされる電流量ではないですね。
いいですねーこの明快な表現、同感です、ん!、私より電気ずっと詳しいのでは?
不思議といえば、Vssに1kΩで接続されているブリッジのBP_FIDpin電圧が0にならず、10mVになるのも変です、このあたりに何かあるんでしょう。

ところで、この前の書き込みで200ΩでV_COREに接続してテストしていましたが、これでも問題ないようなのです、すると、たとえV_CORE=1.85でも10mA程度ですから、V_CORE側のスイッチ省略してもかまわないかなという気もします。さらにピン電圧を見るかぎり400Ωでも可能に思えます。

今後ともフォローよろしくお願いいたします、特に今回は、私の方のチェックが不十分でお手数をかけました、どうもありがとう、現在Workshopをこの問題に沿って書き換えています。

  │└数値が間違っていました、訂正します ita 2002/01/06 03:20:56  ツリー表示
Re: MSIK7TPro2Aでのテスト この記事に返信
ita 2002/01/06 03:20:56
数値が間違っていました、訂正します
以下の部分の一番下
------------------------------------------------------------
しかしlevel HになっているピンをDIPでlevel Lにするのは50Ωでも辛い。
(level H) BP_FIDpin 0.03v のピンに、抵抗で電圧(VSS,0v)を加える
50Ω BP_FIDpin 0.023v(0.23vは誤り)
------------------------------------------------------------
  旧コアDuronの場合のBP_FIDpin電圧を簡単に... ita 2002/01/19 00:56:21  ツリー表示
Re: パターンカットなし改造 この記事に返信
ita 2002/01/19 00:56:21
旧コアDuronの場合のBP_FIDpin電圧を簡単に調べました。
Duron Spitfire をMSI K7TPro2A に載せ 自作DIP-SWを使ってのテストです。
V_CORE=1.75V、電流制限抵抗400Ω。
まずは、改造しない状態で
------------------------------------------------------------
  BP_FIDpin 0.3〜0.5v (あまり精度は期待できません)。
------------------------------------------------------------

次にDIP-SWを使ってのテスト
[ 論理Hにする ]------------------------------------------------
BP_FIDpinピンをDIPでV_COREに接続。
400Ω BP_FIDpin 約1.5v
------------------------------------------------------------

Athlon4の場合と違いドライブは楽なようで、わずかな電流しかコア側には流れていないようです。
Duronで動作したマザーのオーバークロック回路がAthlon4ではうまくいかない場合もあるということか。


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